フッ素塗布

フッ素塗布

フッ素(フッ化物)フッ素(フッ化物)
ゼリー状のフッ素を使用しています。

ディスポーザプルトレーディスポーザプルトレー
大人の方に使用する使い捨てのマウストレーです。

フッ素塗布の方法

  • 歯面が汚れているとフッ素が吸収されにくい為、歯垢などが付着している場合は歯面を清掃します。
  • 小児は専用のブラシを使って、ジェル状のフッ素を歯面全体に塗布していきます。
  • 成人の方はフッ素専用のディスポーザプル(使い捨て)マウストレーを使用します。スポンジのような柔らかいトレーです。トレーにジェル状のフッ素を入れ、お口の中に入れ約3分間保持します。
  • お口の中に溜まった唾液を軽く吐き出して頂き、完了です。
  • 青リンゴのような少し酸っぱい味がしますが、賞味10分程度でできるごく簡単な治療です。

フッ素ってどんなもの?

フッ素とは・・・
歯質を強くする効果がある自然元素のひとつです。
歯のエナメル質を強くして、虫歯菌の出す酸に負けない歯を作る働きがあります。
緑茶・紅茶・・リンゴ・イワシなど色々な食品に含まれています。
虫歯の進行を防ぐために、フッ素(フッ化物)を利用しましょう!
フッ素を効果的に使用することにより、虫歯になりにくい強い歯を作ることがてきます。
虫歯予防には最適な方法です。

フッ素の効果

  • 歯の再石灰化を促進
  • フッ素が歯に取り込まれ、酸に強い歯を作る
  • 虫歯菌が酸を作るのを抑制する

こんな方におすすめです

  • 15才頃までの小児フッ素は15才頃までが吸収しやすく、強い歯を作るのに最も適しています。 出てきたばかりの永久歯は大変未熟で最も虫歯にもなりやすい状態です。 乳歯と永久歯の交換時期におけるフッ素塗布が大変効果的です。
  • 歯の表面が脱灰(白く溶けかかっている状態)している歯。歯の石灰化を進め初期虫歯の自然修復を促します。
  • 知覚過敏があり、しみやすい方。
  • 虫歯になりやすい方。
  • 歯茎が下がって根が露出している方。

フッ素の安全性

フッ素はお茶や味噌汁、清涼飲料水など普段口にしている食物の中に含まれています。
大量に摂取することにより中毒症状(吐き気や腹痛)が起こることがまれにありますが
普通に塗布する場合には心配は要りません。

金額

通常価格 1.000円(税別)
※保険適用外の治療です。

フッ素Q&A

  • フッ素ってどんなもの?
    フッ素はどこにでもある自然環境物質です。緑茶や果物にも含まれています。
  • フッ素は体に悪くないの?
    体に害をおよぼすような高濃度のものは全く使用していません。心配は無用です。
  • フッ素で虫歯は治るの?
    あくまでも予防に使われるものです。
    ですが、エナメル質表面のごく浅い虫歯であれば持続的にフッ素を使用することにより修復されます。
  • フッ素は歯医者さんではどんなことをするの?
    歯の表面をきれいにした後にフッ素の入ったお薬を塗布します。(少し酸っぱいです)
  • 歯が黒くなるフッ素があると聞いたのですが・・・?
    「フッ化ジアンミン銀」といって、主に虫歯の進行を抑える為に使われています。
    普段、虫歯を予防する目的で子供さんなどによく使用されているのは「フッ化ナトリウム」という無色透明の物です。
  • 家庭でできるフッ素を使った虫歯予防はありますか?
    家庭でできるものにもいろいろあります。
    ・歯磨き剤(フッ素配合のもの)
     普段の歯ブラシの際に普通の歯磨き粉と同じように使います。
    ・フッ素洗口剤
     うがい薬ですね。歯科医院などで購入できます。
    いろんなタイプがありますので、歯科医師、歯科衛生士などに使い方を聞いてみましょう
    他にもフッ素を直接歯にスプレーするタイプのものなど、いろいろなものかありますが基本はやはり歯ブラシです。
    歯ブラシが虫歯予防の基本ですね!

注意事項

  • 検診してからの施術になります。検診の結果、お口の状況によってはすぐにフッ素塗布できない場合もあります。
  • フッ素を塗布する日は効果を上げる為にもしっかりブラッシングしてからご来院ください。
  • 塗布後、30分後は飲食しないで下さい。
  • しばらくフッ素の味がお口の中に残ることはあります。そのまま飲み込んでも体には全く影響はありませんが、味が気になるようでしたら軽く唾液を吐き出して下さい。
  • フッ素を塗布したからと言って絶対に虫歯ができないわけではありません。食生活やお口の清掃状態によって変わってきます。
  • 1~3ヶ月に一回、高濃度のフッ素を歯科医院で塗布することをお勧めします。普段の歯磨きの際、フッ化物が含まれているハミガキ剤を使うことも大変良いことです。
  • 効果をより長く持続させるためにも、普段の歯ブラシが一番大切です。

各種ご相談・お問い合わせ

治療に関するご相談は無料です。些細なこともお気軽にお問い合わせください。